【SBI証券完全ガイド】新NISAの始め方から買い方までを丁寧に解説!口座開設の手順も画面付きで紹介
1. 新NISAとは?
新NISA(日本版個人投資家向けの少額投資非課税制度)は、個人投資家が年間一定額までの投資に対する配当金や売却益が非課税になる制度です。これにより、税金を気にせずに資産形成を進めることができます。新NISAは、これまでのNISAの改善版であり、投資の自由度が高まりました。
2. SBI証券の特徴とメリット
「SBI証券」とはSBIグループの一員として、証券会社の一つで、インターネット専業証券としては最大規模の金融商品を扱っている企業です。
個人投資家からプロのトレーダーまで幅広いニーズに対応し、多彩な投資商品と使いやすい取引プラットフォームを提供しています。
2-1. 低コストな手数料
SBI証券は業界内でも競争力のある手数料体系を提供しています。特に、初心者や小額投資家にとって魅力的な低コストでの取引が可能です。
2-2. 豊富な投資商品
SBI証券は、株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)など多岐にわたる投資商品を提供しています。これにより、投資家は自分のリスク許容度や投資目標に合わせて最適な商品を選ぶことができます。
2-3. 強力なサポート体制
初心者から上級者まで、幅広いユーザーをサポートするために、SBI証券は充実したカスタマーサポートを提供しています。電話やメール、チャットでの問い合わせが可能です。
2-4. 使いやすいプラットフォーム
SBI証券の取引プラットフォームは直感的で使いやすく、パソコンやスマートフォンからも簡単にアクセスできます。また、豊富な情報提供や分析ツールも利用でき、投資判断をサポートします。
3. SBI証券で新NISAを始めるための準備
3-1. SBI証券へのアクセスとログイン
SBI証券のWEBサイトを開くとトップページやメニューに「ログイン」ボタンがあるのでそこに、登録済みのユーザーIDとパスワードを入力します。
3-2. 口座開設のステップバイステップ解説
①口座開設のボタンをクリック
SBI証券のWEBサイトを開くと、「証券総合口座を開設」ボタンがあるのでクリックします。
②メールアドレスの登録
メールアドレスを入力すると、承認コードが届くのでコードを入力し、「次へ」を押すとアドレスの登録が完了します。
③お客様情報の入力
住所、名前、生年月日などの個人情報を入力します。
④口座種別の選択 <納税方法の選択>
特定口座は「開設する(源泉徴収あり)」を選択する。
※投資信託で利益を得た場合には税金が課されます。その際に使用するのが「一般口座」と「特定口座」。一般口座では投資家が自ら損益計算や納税手続きを行いますが、特定口座を利用するとSBI証券が利益にかかる税金を計算し、源泉徴収ありの場合は代わりに納付してくれます。このサービスは手数料がかからないため、確定申告の手間を省くことができます。初心者の方には特にオススメです。
⑤口座種別の選択 <NISAの選択>
「つみたてNISA」を選択する。
「NISA」と「つみたてNISA」の主な違いは、非課税で運用できる期間の長さ、選べる商品の種類、および投資上限額です。 「NISA」は幅広い商品から選び、年間120万円まで投資可能で、非課税期間は5年間です。一方、「つみたてNISA」は年間投資上限額が40万円で、長期の積立投資に適しており、最長20年の非課税期間があります。結局、利益を積極的に狙うなら「NISA」、ゆるやかに資産を築くなら「つみたてNISA」を選ぶのがおすすめです。
⑥口座開設方法の選択
「ネットで口座開設」を選択する。
新しい口座を開設するとき、オンラインでの手続きが便利なことをご存知でしたか?ネットで口座開設を選ぶと、本人確認書類をオンラインで提出でき、審査も最短で終わります。一方、郵送だと10日かかることもあるんです。もちろん、本人確認書類やログイン情報を郵送で受け取りたい場合は、郵送で口座開設も選択できます。ただし、ネットでの開設は手間がかからず、早いので、今後の口座開設の準備としてもおすすめです。口座開設が完了すると、ユーザーネームとログインパスワードが発行されるので、必ず保存してくださいね。
⑦本人確認書類の提出
「マイナンバーカードの使用」がおすすめ!
マイナンバーカードを使用すれば本人確認書類は1種類で済みます。郵送せず、セルフィー撮影で最短翌営業日に開設完了。通知カード+運転免許証の場合は2~3営業日かかります。
⑧初期設定
こちらも証券会社ならではの入力項目ですが、難しい項目はなく、選択肢から選ぶものもあるので簡単に入力できます。
ここで現在利用している銀行口座の登録が必要になるので、キャッシュカードか預金通帳を準備しておくとよいでしょう。
初期設定が済んだら、ネットでの証券取引口座の開設完了です!
3-3. 必要書類の準備
必要な書類は、「スマホと郵送のどちらで申し込むか」「マイナンバーカードの有無」などによって次の2パターンに分けられます。
パターン①
「スマホ」で本人確認書類をその場で撮影してアップロード
スマホを持っていて、本人確認書類をその場で撮影してアップロードできる方は、すべての手続きをネット上で完結することもできます(スマホで自分の顔を撮影する必要もあり)。必要書類は、次のどちらかです。
・マイナンバーカードのみ
・マイナンバー「通知カード」+運転免許証
パターン②
郵送のほうが安心/過去に撮影した画像を使いたい/マイナンバーカード未保持
オンラインで本人確認書類を送るのが不安な方や、過去に撮影した本人確認書類の画像データを使いたい方、マイナンバーカードを持っていない方におすすめの方法がこちらです。必要書類は、次のどちらかです。
・マイナンバーカード+本人確認書類(1種類)
・マイナンバー「通知カード」+本人確認書類(2種類)
4. 新NISA口座の開設方法
ログイン: SBI証券の総合口座にログインします。
NISA口座開設ページへ: メニューから「NISA口座」を選択し、「新NISA口座開設」のボタンをクリックします。
必要情報の入力: 画面の指示に従い、必要な情報を入力します。
書類の提出: 必要書類をアップロードまたは郵送で提出します。
審査と承認: 審査が完了すると、新NISA口座が開設されます。
5. 新NISAでの投資商品の選び方
新NISAでは、株式、投資信託、ETF(上場投資信託)など様々な投資商品を購入することができます。
5-1. 投資商品の特徴
株式
株式投資は、企業が株式市場にて株式を発行し、その株式を購入することで、その企業に対して資金を提供する仕組みです。投資家は株主となり、一定の株式数に応じて企業の所有権を持ちます。株主は株主総会に参加して企業の経営方針や重要な決定に対して意見を述べたり、投票したりする権利を持ちます。また、企業が利益を出すと配当金を受け取ることができるほか、企業が成長すると株価が上昇し、株を売却することで利益を得ることもできます。株式投資はリスクが伴いますが、資産を成長させる手段の一つとして広く利用されています。
投資信託
投資信託は、投資家から集めた資金を専門家が運用し、その成果が投資家に分配される金融商品です。専門家は株式や債券などに分散投資を行います。投資家は自分の投資額を選び、運用は専門家に委託します。リスクを分散するためには、商品選びが重要です。
ETF
ETF(上場投資信託)は、株式や債券などの複数の資産を一つのポートフォリオに組み込み、株式市場で取引可能な投資信託です。ETFの株式は取引所で買ったり売ったりでき、株式と同じように取引されます。ETFは様々な市場指数やセクターに連動したものや、特定の投資戦略に基づいたものがあります。投資家はETFを通じて多様な資産に容易にアクセスでき、市場の変動やリスクを分散することができます。
債券
国や企業が資金調達のために発行する有価証券であり、投資家はこれを購入することで発行体に資金を貸し出します。債券には満期があり、満期には元本が返済されます。また、債券保有者は定期的に利息やクーポンを受け取ることがあります。債券市場は、投資家が安定した収益を求める際に一般的な選択肢であり、発行体は長期的な資金調達の手段として利用されます。
5-2. 選び方のポイント
リスク許容度の確認
自分のリスク許容度に応じた商品を選ぶことが重要です。
目標に合った商品選び
長期的な資産形成を目指すならば、安定した成長が期待できる商品を選びましょう。
分散投資
リスクを分散するために、複数の投資商品に分散投資を行うことが推奨されます。
6. 新NISA口座での投資の始め方
投資計画の作成
自分の目標やリスク許容度に基づいた投資計画を立てます。
商品選び
SBI証券の豊富な商品ラインアップから、適切な商品を選びます。
購入手続き
選んだ商品を購入します。SBI証券の取引画面から簡単に購入手続きが可能です。
ポートフォリオの管理
定期的にポートフォリオを見直し、必要に応じてリバランスを行います。
7. SBI証券のサポートとツールの活用法
7-1. 豊富な情報提供
SBI証券は、マーケット情報や企業分析、経済ニュースなど、投資判断に役立つ情報を豊富に提供しています。また、各種レポートやアナリストの意見も閲覧可能です。
7-2. 分析ツール
SBI証券では、株式スクリーニングツールやチャート分析ツール、ポートフォリオ管理ツールなど、投資をサポートするための多彩なツールを提供しています。これらを活用することで、より効果的な投資が可能になります。
7-3.教育コンテンツ
初心者向けの投資教育コンテンツも充実しています。動画セミナーやオンライン講座、投資の基本知識を学べるコンテンツが揃っており、初めての方でも安心して始めることができます。
8. まとめ
新NISAを活用することで、非課税で効率的に資産を増やすことが可能です。SBI証券は、その豊富な商品ラインアップと使いやすいプラットフォームで、初心者から上級者まで幅広く利用されています。まずはSBI証券の総合口座を開設し、新NISA口座を申し込んで、賢く資産形成を始めましょう。